熊本市に住む直太郎くん、小学5年生。
海が好きで、夏には家族で海にいくのが楽しみなんだそうです。
波に揺られ泳いだり、浜辺で遊んだり、潜って魚を見つけたり、
「海には様々な楽しみ方があるのが魅力」と語ってくれました。
海が大好きな直太郎くんは、県内外へ魚釣りに出かけることもあり
これまでにアジやカサゴ、チヌなどを釣り上げました。
干潟のマジャク釣り体験にも何度も参加している直太郎くんは
「海は楽しいところでもあり、いのちを育む場所だと実感できる」と話します。
「マジャク」とは、正式名称は「アナジャコ」と言ってヤドカリの仲間です。
干潟の巣穴に「毛筆」を差し込み、
筆を押し返して出てきたマジャクを捕まえる有明海の伝統漁法を体験したこともあります。
「焦ると捕まえられないマジャクとの駆け引きがドキドキして、釣れた時は嬉しい!
普段歩くことのない干潟で、潮風を受けながら見る風景は住んでいる熊本市内とは違って特別」とも。
釣れた魚やマジャクが食卓にのぼるのも楽しみの一つです。
また、通っている学校では、5年生になると海を300m泳ぐという遠泳の行事があるそうで、
大変だけど、完泳できた時の達成感を楽しんでいるとのこと。
今後やってみたいことを尋ねると「海に行ってゴミを拾いたい」ときっぱり。
そんな直太郎くんの将来の夢は、ノーベル賞をとること!
分野はこれから決めると、はにかんだ表情で答えてくれました。
大好きな海について世界へ発信してくれる日がやってきそうな予感がします。