レポート
2022.02.15

漁師夫婦の思いを受け継ぐ!海のキッズサポーター アンリさん・カノンさん姉妹

両親が熊本・不知火海の漁師として、海と深く関わりながら育ってきた

アンリさん・カノンさん姉妹。

両親の仕事を手伝う中で大事にしている「海への思い」を聞きました。

 

 

 

漁師として活躍する両親の姿を見て育つ

アンリさん(中2)・カノンさん(小6)姉妹は熊本県南部、不知火海を臨む津奈木町で育ちました。

両親は、不知火海で漁師をしながら、加工品の販売もしています。

不知火海で獲れるのは鯛や太刀魚、ハモをはじめ、海老やイカなど。

姉妹は毎日忙しく働く両親をサポートし、加工の手伝いをしています。

繁忙期は家族みんなで協力!

幼いころから手伝ってきたこともあり、魚の3枚おろし、骨抜き、パッケージ作業など、慣れた手つきです。

「作業する姿を見て覚える」

両親は魚捌きを2人に教えることはしないそうです。

海への思いはいつも一緒、特に年末年始の繁忙期は、発送の準備にみんなで協力します。

姉妹の将来の夢は「漁師」と「保育士」

妹のカノンさんは、船に乗って漁を手伝うこともあります。

網ですくいあげる瞬間が楽しいと話すカノンさん、大きな魚も臆せずに海から引き揚げます。

将来の夢は両親のような漁師になることです。

姉のアンリさんの夢は保育士。

子どもたちに魚の魅力を伝えられる保育士になりたいと語ります。

 

海の好きなところをそれぞれ聞いてみると、

姉のアンリさんは「変わらず同じ場所にあり続けること」

漁や加工を手伝う上で、日々海の恵に感謝している2人です。

そして、妹のカノンさんは「美味しい魚がたくさんいるところ」

 

そんな姉妹が最近心配なことは、海に捨てられるもの。

マナーを守らない釣り人が捨てた釣り糸やえさの袋、空き缶などを見かけます。

2人も見つけた時には拾うよう心がけているのです。

海の恵みを食べてもらいたい

「たくさんの人に魚を食べてもらいたい」

海の恵を大事にするという思いを漁師である両親から受け継ぎ

アンリさん・カノンさん姉妹は、これからも海と共に生きていきます。

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