西原中学校では、1年生の総合的な学習の授業で、長期で海に関する学習を行っています。
■ 6月13(火)には、食をきっかけとし、海洋環境の変化についてサスティナブルジャパンの東濱さん(地域の水資源や海洋環境活動に取り組む)が講話をしました。
海の現状を話してもらい、子ども達は熱心に話に耳を傾けていました。栄養教諭(給食、食育の先生)と魚屋さん(魚勢の森専務)も学びをサポートし、食と海の環境のつながりを子ども達は知りました。
■ 9月10日(日)~12日(火)の2泊3日の日程では、集団宿泊を実施。水俣で育ち、海の環境整備にむけ様々な活動をしているダイバーの環境講話では、水俣の海の復活をはじめ、海洋について学びました。
美しい海を取り戻すために努力してきたことを知り、今の海のためにどんなことができるのかを考えました。
海にあまり触れてこなかった生徒もいましたが、浜辺観察での様々な生き物の観察や、芦北に明治時代から伝わる船「ペーロン」を体験することで海に触れました。
■ 10月24日(金)は、天草市牛深でとれたイワシを使った給食を食べました。これまで海に関わる人たちから学んできたことを踏まえていただくことで、海の「環境」と「食」のつながりを体感。そのあとの学習でお互いの意見交換をおこない、グループ学習で内容をまとめました。
10月31日(火)は海洋環境シンポジウムで給食の水産業に関わる方々からお話をきき、これまでの学びの中でさらに出てきた疑問などを質問しました。
■ 12月2日には、武庫川女子大学の藤本先生を招いて食と環境のつながりを学びました。他にも水俣市の水産加工会社が、「海水温上昇や水質」と「食」がどのようにつながっているのかを講演したうえで、水俣の海で獲れたあおさを使った佃煮を生徒に配布し、家でも海に触れてもらいました。
■ 2月には地域に向けて、学んだことや自分たちにできることの提案発表を行います。
イベント名 | 海から「暮らし」「環境」「食」のつながりを学ぼう |
場所 | 熊本市立西原中学校 |