「プラスチックをめぐる状況等の県民意識調査」
熊本県庁環境部が進めている「海洋プラスチックごみゼロ推進会議」が海洋プラスチックごみ削減のためのアンケート結果を公表しました。
熊本県は、家庭ごみのごみ袋有料化等にも早くから取り組んだ意識の高い県民性を持っています。
Q1”関心のあるごみ問題は?”——————————–(すべて)複数回答可———–
1.ごみの減量化 56.9%
2.海洋プラスチックによる世界的汚染や漂着ごみによる海岸の景観破壊 50.1%
3.不法投棄による環境破壊 49.5%
4.使い捨てプラスチックの減量化や代替素材への転換 36.2%
5.マイバック・マイボトル持参の取組み 25.4%
Q2”プラスチックごみによる環境の影響について?”——————————————-
1.とても重要だと思う 71.6%
2.重要だと思う 27.9%
Q3”使い捨てプラスチックを使う理由は?”——————————————————-
1.ほとんどの製品が、プラスチック容器に入っていたり、包装されているから 77.6%
2.洗ったり返却する必要がなく、便利だから 24.8%
3.適切に分別すれば、リサイクルできて問題ないから 21.3%
Q4”プラごみの環境への影響をなくすために必要な取組みは?”——————————-
1.マイバックを持参する 72.4%
2.プラスチックに代わる素材の研究・開発 64.2%
3.リサイクルできるように、適切に分別・洗浄する 58.2%
4.マイボトルなど繰り返し利用可能な容器を使う 34.4%
5.普段から家の周りのごみの片付けをする 29.1%
6.定期的に川や海の清掃活動をする 25.4%
(熊本県産業廃棄物実態調査2019より抜粋)(調査対象県在住20才以上の男女約2,000名)
Q4の結果から読みとれるのは、リサイクルの意識は高いが、プラスチックごみ流出防止に対する意識は、比較的低いようです。
今年7月~のレジ袋有料化に続く、施策を期待したいと思います。