「秀岳館高校の災害ボランティア2020」
どうしてこんな風に継続可能なのだろうか?
と思ってた。
私立秀岳館高等学校(所在地・八代市[球磨川の河口])の熊本県南部豪雨被害の災害ボランティアは、7/7~9/18の活動で、
51日間、のべ動員人数5,065名に及ぶ。1日の平均動員人数は、99名(教職員を含む)。
もはや、NPO法人クラスの活躍である。同校のボランティア活動の伝統は1995年阪神淡路大震災の募金活動から始まり、2011年東日本大震災、2016年熊本地震と後輩たちに受け継がれている。
スポーツの強豪校としても顕著な活躍を見せる同校は、ボランティアにおいても、希望者を募り、平日のみ(9時~16時)活動を続けてきた。
部活グループ単位(文化部も含む)ごとに活動し、ローテーションを組み、別日に補修カリキュラムを組み活動を継続させている。多くても同じ生徒は、活動日の4回に1回参加ほどのペース。白井教頭先生が巧みにスケジューリングをしている。
もう一人の教頭、渡部教頭先生が、”コミサポひろしま”さんと連携して、日々の訪問先を調整する。主に、八代市坂本町、葦北郡芦北町、人吉市と同じ日に2箇所~3箇所の地域を訪ずれる日も多い。これが毎日、約100名分のボランティア活動が7/7~51日間続いているのだ。同校の生徒、教職員のエネルギーに感服せざるを得ない。
中川校長先生は、こうおっしゃってました。
「今年じゃないと学べない事がありますから。」と
全国各地からマスクやスポーツドリンクなどの支援物資が、同校へ寄贈されている。熊本県民の一人として、御礼申し上げます。有難う御座います。