カブちゃん熊日ニュース~其の26「きれいな海、汚さないで 海守牛深会などが無人島で漂着物調査」
天草市牛深地域の住民でつくる「海守[うみもり]牛深会」など3団体が10月7日、牛深沖の無人島「大島」で海岸漂着物を調べた。
2005年から取り組む、世界的な漂着ごみ調査・清掃活動「国際海岸クリーンアップ(ICC)」。
同会と牛深海洋少年団、天草海上保安署の24人が、大島漁港一帯の海岸を1時間かけて100リットルごみ袋7袋分と40リットル20袋分の漂着物を収集。ペットボトルや空き缶、発泡スチロール片、漁具などに分類し、調査カードに個数を記入した。 中国や韓国のものとみられる食品トレーもあった。
同会の中村富人会長(64)は「外国のごみも多い。海に絶対に捨てないでほしい」と訴えた。
調査結果は、ICC事務局(東京)に報告する。(上野和伝)