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カブちゃん熊日ニュース~其の30「湯島沖、マダイ荒食い 初心者も3キロの大物」

カブちゃん熊日ニュース~其の30「湯島沖、マダイ荒食い 初心者も3キロの大物」

 今年もマダイの荒食いのシーズンを迎えた有明海。連日好釣果が聞こえてくる。9月26日、鳩之釜漁港(上天草市大矢野町)から、7人のグループと本田賢治船頭の遊漁船で出船した。

 本田船頭は湯島沖の40メートルほどの浅場をポイントに決め、停船するとテンヤ針への餌付けと底取りをレクチャー。あとは実践でその都度教えますと釣り開始となった。

 全くの初心者という松浦貴裕さん(29)=兵庫県=が、1投目で底取り直後に当たりを捉えた。初めての獲物に「重い」とやり取りを始めると、「慌てないでゆっくり」「竿を無理に立てたり引っ張ったりせず、いなして」と本田船頭から適切なアドバイス。素直に実践した松浦さんが、2キロオーバーのマダイを釣り上げた。「すごい」「デカ!」と仲間たちから歓喜の声を浴び、満面の笑みを見せた。

 船首寄りで竿出ししていた後藤さんが「これはでかそう」と竿を曲げている。仲間からは「サメじゃ?」「石かも」などと冷やかされるが、引きの感覚を覚えた後藤さんは「絶対、タイ」と返事を返す。リールからは時折糸が引き出される。竿先を水面に向け、無理をせずゆっくり巻き上げる後藤さんと、それを見守る仲間たち。

 やがて「今日、一番でかい」と歓声。素早くタモですくい上げると3キロのマダイ。予想外の大物を釣り上げ、喜びに包まれる後藤さんだった。

 正午過ぎに納竿し、帰港してみればマダイ40匹前後に根魚交じりの好釣果になった。「今年はマダイの当たり年の兆し」と本田船頭。1月までは期待できると話してくれた。(釣りタイム編集室 佐美三浩一)

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