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カブちゃん熊日ニュース~其の21「落とし込みで本命ブリ 天草市・牛深沖 マダイ、アコウもヒット」

カブちゃん熊日ニュース~其の21「落とし込みで本命ブリ 天草市・牛深沖 マダイ、アコウもヒット」

  秋から師走にかけての「落とし込み」は、ダイナミックな青物とのやり取りを経験した人ならば“はまる”釣りだろう。8月29日、天草市牛深町の牛深漁港から、樋口國松船頭の遊漁船で落とし込みの試し釣りに出かけた。

 落とし込みとは、九州が発祥といわれる釣法。

専用のサビキ仕掛けを海に落とし、餌となるイワシやアジを針に食わせ、餌が付いたらそのままタナまで落としターゲットとなる魚に食わせる。繊細さと豪快さを併せ持つ釣りで、主にブリやヒラマサ、カンパチなどの青物、マダイやヒラメ、根魚がターゲットとなる。  

今回は、樋口船頭の息子で普段はポーターを務める栄作さん(26)と竿を出した。  港から15分程度の近場の牛深沖で小魚の反応を探ると、魚探には好反応が出ている。船頭の合図で仕掛けを落とす。小魚が針掛かりして仕掛けの落下が止まったり、一時的に糸ふけが出たりするのを見つめる緊張する瞬間だ。  小魚は中層で針に付いたようだ。念のためリールのスプールを押さえ糸を止めて確認すると、魚信が竿を通して手元に伝わり、安心して仕掛けを底まで落とした。その瞬間、ブルブルと小魚が暴れ、グンと竿先が下がった。合わせを入れて「きた」と言うと、栄作さんがこちらを見て「1投目から」と驚きの表情。  

根ズレを防ぐためにリールのドラグは締めていた。5メートルほど浮かせたところでドラグを少し緩めやり取りをスタート。相手は糸を引き出し綱引き状態だが確実に引き寄せている。後は無理をせず大事に取り込むことだ。

栄作さんは「タイの引きじゃないから青物」とタモを準備して海面を見つめる。ようやく姿を見せタモに収まったのは80センチ、8キロのブリ。1投目から本命が釣れた。  その後、栄作さんもブリとマダイ、アコウなどの根魚などを追加。2人で6~8キロのブリ4匹、2~3キロのマダイ5匹に根魚多数の釣果をあげ午後2時に納竿した。  

樋口船頭は「餌になる小魚次第だが、落とし込みもいよいよシーズンイン」と太鼓判を押した。(釣りタイム編集室 佐美三浩一)

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